アタクシを選んでくれたのは当時3歳を目前にしたすみれ。
彼女の家族と私は行きつけのお店が一緒だった。
ある晩、店に置いてあるアタクシのショップカードを店主に差し出し
「オーラ先生を呼んで」と、すみれ。
店主からの電話を受けたアタクシは心を打ち抜かれ、店へ飛んで行った。
それから付き合いは深まり、
しばらくしてすみれはアタクシの生徒になってくれた。
すみれは絵を描く事が好きで、
その絵は幼児が描くモノとは思えないくらい大胆で味わい深いタッチ。
ある日、レッスンの後、花瓶に挿した花の絵を描き
それを切り抜いてアタクシにプレゼントしてくれた。
その絵は和紙に貼り、額に入れて今でも飾っている。

すみれが6歳の時、待望の妹がやってきた。
カンナも絵が大好き。
こちらはすみれとは違って緻密で繊細なタッチが得意。
今はもうカンナに会うことは叶わないけれど
彼女が描いてくれた絵は
こどもえいごカフェのポスターとして生きつづけている。

すみれとカンナはうらやましいほど仲のいい姉妹。
離れていても心がつながっている、そんな感じ。
すみれが3歳の頃に描いた猫の絵と
カンナが描いた雨の絵をひとつにして
てぬぐいに仕上げたのはふたりの母、聖子さん。
それが翠雨のてぬぐい。

アタクシがハンカチからてぬぐいに乗り換えてはや30年。
最近のお気に入りがこの翠雨のてぬぐい。
猫好きのアタクシは
すっかり、このとぼけた猫たちの表情に骨抜きにされてしまっています。
みなさんも骨抜きにされてほしい。
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翠雨の売り上げの一部は、カンナの命を奪った小児がんと戦う子供たちの支援に寄付されます。